2012年6月22日金曜日

「サイコパス」柴田哲孝 (徳間書店)



 主人公のFBI元捜査官エミコ・クルーニルがエロイです。露出狂及び羞恥系マゾの気があります。その辺にちょっと興奮しました。

 内容の方ですが、新宿歌舞伎町の一角にある公園で白人女性のバラバラ死体が発見され、その犯人探しの依頼を受けた主人公がプロファイリングで犯人像を描き出していくというお話です。


 正直言うとプロファイリングにイマイチ感があって、おお! と言った感動はありません。
 それよりもこの小説の中でさらっと述べられている、日本の殺人事件に関する犯人検挙率の高さのカラクリに注目すべきかと思います。被害者の身元が不明の場合、殺人事件ではなく死体遺棄事件として取り扱われるということ。そして死体遺棄事件の場合、司法解剖も十分にされないままで犯人検挙が難しいということ。

 もし明らかに他殺だと分かる死体遺棄事件も殺人事件として類別してしまうと、日本の殺人事件の犯人検挙率って実はさほど高くないということです。

 でもそういう情報は公にせず隠しておく方が犯罪防止にも繋がるという狙いがあるのかもしれません。ただその影で厳しい捜索を逃れおおせている人間もいるというのは、問題があるようにも思えますね。
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