2012年6月6日水曜日

「聖女の救済」東野圭吾 (文春文庫)



 ガリレオシリーズ第5弾です。
 主人公は湯川学というよりも、むしろ彼の学生時代以来の友人であり、いつも事件の解明を依頼してくる警視庁捜査一課所属の草薙俊平です。

 今回、独身で恋人もいない草薙俊平が、ある事件の容疑者・真柴綾音に恋をします。
 ある事件とは、真柴綾音の夫である真柴義孝が何者かによって毒殺されるも、毒物の混入経路及び関係者のアリバイによって、犯人の特定ができないというものです。

 最終的に湯川学が導き出した答えは、可能ではあるが現実的ではない、という奇妙なもの。
 さて、草薙俊平の恋の行方は? 犯人は一体どのように毒物を被害者に飲ませたのか? このような内容です。


 ぶっちゃけ、犯人自体はすぐに見当はつくのですが、そのトリックが極めてありえないのです。ありえないけども、それしか考えられないのならそれしかない、という答えになります。
 表題にある「聖女」であったり「救済」であったりは、あまり内容に沿ったものとは思えませんでした。
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